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新幹線と競合する高速バスの戦略

鉄道とバスというのは、長年競合関係にある乗り物です。
特に、価格の面では高速バスに鉄道はかなわないので、近年鉄道は劣勢に立たされていると言えます。
しかし、新幹線となるととたんに鉄道は力を盛り返してくるため、新幹線の路線と競合する高速バスというのは、苦戦を強いられていると言っても過言ではありません。
そこで、高速バスを運行するバス会社は、新幹線からいかにして利用客を獲得するかということを、長年戦略的に考えてきました。
長い間、高速バスは安さだけで勝負していましたが、行き過ぎた競争によってドライバーの労働環境が悪化し、その点において国から指導を受けるに至ったことから、安さだけを追求する時代は終わったとバス会社は転換を迫られるようになったのです。
そこで、打ち出した戦略があります。


新たにバス会社が打ち出した戦略には、ラグジュアリー路線の高速バスを運行するということでした。
これは、確か2010年代に入って新しく登場した夜行バスのサービスで、価格は2万円と強気です。
当時は、珍しさもあってメディアなどにも高級路線の夜行バスはかなり注目されました。
乗り物ファンなどが次々と乗車し、SNSやブログなどでそのサービスの高さを紹介したことで、利用者は増加しました。
ただ、バス会社がターゲットとしたのは、実はいつもは新幹線を利用しているサラリーマンだったのです。
通常、大阪発東京行きの新幹線の最終列車は、21時台となっています。
それに乗り遅れてしまった場合には、大阪で一泊し、翌朝の一番の新幹線で東京に帰る必要があったのです。
そこへ登場したのが、高級路線の夜行バスです。


この夜行バスは2万円という一見強気な価格設定が目立ちます。
しかし、この価格というのはたいへん理にかなっています。
それというのは、大阪に一泊をして翌朝東京に帰る場合、少なく見積もっても新幹線代とホテル代を合わせて2万円強の費用がかかります。
そこで、夜行バスを2万円で売り出すことで利用客の獲得を見込むことができるとバス会社は判断しました。
実際、その狙いは当たっていて、大阪で宿泊するよりも多少高額であっても夜行バスで東京に帰ることを選択するビジネスマンの利用客が増えました。
それというのも、夜行バスを利用すれば、翌朝には東京に戻ってくることができ、そのまま会社へ出社することも可能だからです。
時間を有効に使うことができること、また、ホテルに泊まるよりも安く抑えることができるのでこの夜行バスは人気が出ました。

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